2017年12月

百貨店勤めしていたこともあって、進物品のしきたりを学ぶ機会が多かったのでそこらへんのマナーがちょっと気になる性分です。

この時期、よく贈り物を渡すシーンがあるのですが、よくある残念マナーの一つが、持ってきたものを袋のまま渡すことです。

「つまらないものですが…」と言いながら紙袋に入れたまま渡す

これやってませんか?これは完全に残念パターン。
紙袋はあくまでもお渡しする進物品を雨や埃から守るもので、入れたまま渡すのはマナー違反です。
渡すときには袋から出して物自体を手渡す。紙袋は相手が必要そうであれば渡し、必要なければ持ち帰るのが礼儀です。ビジネスのシーンの場合は紙袋に入れたまま失礼しますと言って渡すことはあります。

渡すときには謙遜の意味を含めながらもポジティブな言葉を添えながら渡すとより気持ちが伝わります。
「お気に召すと幸いです」「お口に合うといいのですが」とかは無難な感じです。
パーティなどの場合では話を広げるのに「あなたのことをイメージして選んでみました」「今とても人気のアイテムなんですよ」などとどうしてその贈り物を選んだのか、というストーリーを添えるといいと思います。ただし、しつこいうんちくはナンセンス。

今夜は外食広報会のクリスマス会。プレゼント交換のコーナーがあり、毎年さすが広報といった感じのセンスあるプレゼントばかりが集まるのでもの選びの参考にもなります。
とっても楽しみ。

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アドベントカレンダー2017

会社の忘年会でMIP賞をもらいました。うちの会社は年に二回表彰の機会があって、それぞれMVPが1名、MIPが3名選ばれます。

MVP,MIP共に会社への貢献度合いや働き方、周囲への働きかけなどが評価されて授与されます。
ちょうど3年前のまだ社員が15名ほどの時の忘年会から始まったもので、当時はMVPが1名、MIPが2名でした。その時はそんな賞があるとはメンバーに事前に知らされていなかったのでとても驚いたのと、MIPで自分が受賞したことがとても嬉しかったです。まだまだ成果は出ていないけど、働く姿勢とかチャレンジしていることに期待していますよ!といったニュアンスで評価してもらったのは会社から一緒にやっていこうというメッセージとして受け取れて嬉しかったのです。

そして3年の月日が経ちました。
あの時から比べて社員は約100名と6倍近い人数になりました。人も増え部署も増え、サービスも広く展開するようになりました。ひたすらお客さんの立場で考えて、いいものを作り出し、きちんとお客さんが使えるようにフォローして、またその声を社内にフィードバックして。とにかくみんな必死に一途に一所懸命やっています。

だから、そんなみんなのことを見ていたら、もっと頑張っている人みんなが表彰されたり褒められたらいいのになぁと思うようになりました。褒められるために仕事をしているわけではないけど、頑張ったことを誰かが見ていてくれて、ちゃんと「頑張ったね」と言葉で伝えられたり、「いつもありがとう」と手紙をもらったりすることはその人を勇気付け、また一歩先に進めさせる力になると思っています。

MVP,MIPの制度も頑張った人を表彰する制度なので、とてもいい場だと思っていますがせっかくならもっと今の社内の状況にマッチした形に進化するといいのになぁ…、3年間何も変えられなかったなぁ…なんて始まった発表を遠くで見ながら思っていました。そしたらおもむろに自分の名前が呼ばれました。

周りはキャーとかうぉーとかオメデトーとか言ってくれていたけど、自分には動揺と困惑の気持ちしかなくてなんだか申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまいました。私より、がんばっている人がたくさんいるし。もっと受賞して「やったー!」と泣いて喜ぶ人いっぱいいるし。もっとたくさんの人が受賞できる場にしたかったし。普段謙遜とかするキャラではないので、ガチで困りながら前に出た。

マネージャー陣が自分を評価してくれたのはありがたい話だとは思っているけど、私はまだ自分の中では"与えられたミッションを最低限クリアした"くらいの感覚で、そんなに会社に貢献しているとも思えないし、死ぬほど努力しているかと言えば、そこまでやれていないんじゃないかと反省してばかり。だからそんな自分じゃなくて死ぬほどがんばっている人に賞をあげて欲しかった。
そんなんとりあえず笑ってもらっときゃいいんだよ、と言う人もいるけど、当方そんなに器用なタイプでもなく。。


授賞式のあと、一緒に仕事をした仲間の中でも自分を勇気付けてくれたり、頑張っているなと思っているメンバーに予め書いておいたメッセージカードを渡して気持ちを伝えました。
受け取ったメンバーからは「ありがとう」と言ってもらえて。
なんか、評価よりもありがとうって言ったり言われる方がグッときて泣けた、そんな夜。

なんか、すいません。


アドベントカレンダー2017
https://adventar.org/calendars/2717

もうタイトルのまんまなんですけどね、今年になって色々とやめられたことがあります。
もしかすると今年起こしたアクションで一番心に大きな変化をもたらしたかもしれません。

やめたのは、"自分の正義を捨てる"こと。
夏頃にコーチングを受けた時に最初に教えられたものです。
人は自分の経験に基づいた価値観しか持ちません。
推しはかり力が偉く秀でた人なら全て相手の心を汲むことも可能かもしれませんが、そんな聖人なかなかいないものです。
自分が経験したことの中で特に成功体験と思っていることだったり、書物や何かの機会で見知り、一般的だと思っていること、それらが当たり前のことで、誰もがやるべき、やって当たり前、そんな感覚を捨ててみましょうと、言われたのです。

初めはなにを言われているのかよくわからなかったのですが、逆の立場で考えるとすぐに思い当たる節が。
「相手は親切のつもりで言ってたりやってたりするんだろうけどとにかく小さな親切大きなお世話なことが多すぎるなぁ、構わんで欲しいわ。」と思うこと、多スギ〜。そう思うこと、ありますあります。
自分がしていたのはまさにそれ。余計なお世話力が高すぎたのでした。
仕事でも遊びでも、こうしたらもっと高いレベルのことができるのに、もっと数字を積むことができるのに、結果出せるのに、と思って口を挟む。

相手だってできるのならもう、とっくにやってるんですよね。できないから、そうなってしまってる。
そんな相手の力量や事情などおかまいなしにズンズン土足で踏み込んで行ってたなぁと言われてみてハタと気づかされまして。

もうそこから土足で踏み込んで行くのをやめました。
ほんでもって、自分のことだけに集中することにしました。

どうしても色々みてしまう性格なのでもっとこうなったらよくなるのになぁ…というよそ見はなんどもしそうにもなったけど、これまでそこに使っていたエネルギーのほとんどを自分のしたいこと、楽しいと思えることだけに向けたら、一気にスーっと気が抜けて気持ちいいくらい集中して自分のやりたいことができるようになったし、先のキャリアも考えられるようになりました。
洗顔のCMに出ている満島ひかりばりにスッキリっすよ!

で、スーッと抜けてサッサカ走る自分のことをけっこう素直に受け止められるようになったので、前まで張ってた小学生レベルの「バリア」取っ払えちゃったんですよね。
なんか、こんな自分でできることないですか、なんてことがゆるくオープンに誰にでも言えるようになった。言ってみて気づいたけど、前までかなり感じ悪い女だった気がする。(今更気づいたんかい)

そうやってバリアとったら、びっくりするような大先輩たちがオラオラお前どうしたんじゃ?と会いにきてくれました。おこがましくも私が力になろうと思っていたのに、大先輩たちには必要なかったw 圧巻のフィードバックをいただいて、最後はもう土下座で感謝したくらいな感覚に。会っていただいたみなさん、ありがとうございました。

他にも、もしこういう助けが必要なら手伝うよ、のゆるめ発信にもたくさんが人が集まるようになりました。押し付けじゃない、でも待ち、でもない、"お昼ならいつでもお店空いてますよー"くらいの距離感が人がアクションを起こしたり協力を求めるのにちょうどいいということを学びました。


一つ捨てたら
一つ開いて、
ちょっとずつ集まってくる。



ちょっと抽象的すぎたかな。でもなんか気になる、とかあれば直接話すんで連絡くだしい。
denmichiko@gmail.com まで。


今は、とりあえず風邪が全然治らんくて痰が喉にスゲーからんでいて全然スーっとかしてないけどね。ハハ。心は晴れやかなり。

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今日はなんかデスマス調気分で。

今日聞いた話。
お金ってあなたにとってどういう存在?という話を昔大企業にいた方々がトークセッションしていた。

ある人はたくさん稼いでネイルしたりおしゃれしたり、海外旅行に行ったりしても満たされなくて結局お金が手元に余ってしまった。
私にはお金ってそんなに必要じゃなかった。
だからそれ以外の価値を求めるようになって仕事を変えたりしてみた、と。

各々話した後に最後に語った人の一言が心に残った。

「お金があっても仲間は作れないし、仲間にはなれないんだよね」

仲間というものは互いの価値観にシンパシーを覚えたり苦楽を共にしたり、共有する時間の中で生まれることが多い。

最近、関西の超お金持ちの@g_dramakiさんという方をインスタでフォローしているのだけど、まぁ毎日のようにとにかく派手で豪華な暮らしっぷりを披露していておもしろい。
私はこのdramakiさんがとても好きでいつもその投稿が楽しみなのだけど、お金持ちだから好きなのではなくて、そのお金の使い方と登場人物が豊富なところが魅力なのだ。

時にドレスだったり美容だったり、シャンパンに寿司といつも派手にやっとるのだけど、そこにはいつも同じように楽しんでいる仲間がいる。パパさんもよく登場して喧嘩しながらもなんやかんや楽しそうにしている。
仲間たちはdramakiさんがお金持ちだから仲良くしているというよりは同じくらいお金を使うことを楽しめるから一緒にいるように見えていて、つまりは同じ価値観の友達と楽しい人生でええですね!という平凡な感想に行き着いてしまった。

お金があってもなくても、自分が楽しいと思えること、相手が楽しいと思えること、それら共通する何かでつながり合えることはとても幸せなことだし、楽しそうな人の周りには人が集まるもんなんだろうなぁ。
自分がどうあれば幸せでいられるか、ちゃんと見極められればお金のありなしはさらに関係なくなりそう。

と言いつつ、年末ジャンボをそろそろ買いに行こうとしている自分も、ここにいる。

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今年もアドベントカレンダーの季節がきたので、書いてみることにした。
きっかけないと、なかなかやらんのよね。

できれば12月だけでなくて日々思いついたことをちょこちょこ書きたいんだけど、つい焼き鳥食べに行っちゃったり、ついラーメン食べちゃったりして忘れちゃう。

てな具合に、心底自分では自分のことけっこうポンコツだなぁと思っていたのだけど、外には出さないようにしてたら意外とポンコツはバレなかった。そこそこちゃんとやれているように見せることはできた(はず)。

けど、得意なことを人に話すようになったら、ポンコツなことも言わないとだめなような気がしてきた。
得意なことができるだけが自分じゃなくて、ポンコツでダメな自分も自分であって。セットで言わないとバランスがおかしくなるような気もした。

今年はとにかくポンコツであることを正直に出していたら、割と周りもポンコツなことがわかった。もっと早く晒しておけばよかった。今はさらに調子に乗って周りよりももっとポンコツな話がないかと探してる。


忘年会とか年末に会う人とは今年のポンコツトークしてみよう。ポンコツの共有。分かち合い。ポンコツ友の会。発足。


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